2025年8月27日(水)13時。
場所は 福岡市城南区堤2丁目9-23(旧 JA福岡堤支店 改装施設)。
真夏の午後に、フードバンク福岡の新しい船出を祝う「移転開所式」が行われました。
篠田理事長 ご挨拶
冒頭、篠田理事長がスパッとひと言。
「最初は100トンにも届かなかった活動が、いまや年間300トン、そして今年は400トンに迫る規模になりました。
ただね、食品を預かるからには“冷凍”“冷蔵”“常温”の設備が揃ってないと、提供する企業さんから安心していただけないんです。
今回の移転で、ようやく胸を張って『しっかり管理してます!』と言える施設になりました。本当にありがとうございます。」
いやあ、説得力ありましたね。数字の伸びもすごいですが、それを支える仕組みが追いついてきた、そんな印象でした。
【写真:篠田理事長の挨拶】
感謝状贈呈
続いては恒例の「ありがとうの時間」。
フードバンク福岡さんから感謝状が手渡されました。
• JA福岡
• 福岡筑前ライオンズクラブ
• 福岡文化平和ライオンズクラブ
• 昭栄建設株式会社
• 福岡城南ロータリークラブ
【写真:感謝状贈呈の様子】
ライオンズクラブの挨拶
壇上に立ったのは、我らが 福岡筑前ライオンズクラブ 会長 L.吉田孝一。
柔らかな笑顔と落ち着いた声で、地域への感謝と今後への決意を語りました。
【写真:L.吉田孝一 会長の挨拶】
さらに、今期6Rリジョン・チェアパーソン L.土屋(福岡筑前LC所属) も参加し、ライオンズの支援の輪が大きく広がっていることを示しました。
【写真:支援団体全体での集合写真】
記念写真・施設案内
式典の後は、建物の中と外での記念撮影。
そしてお待ちかね、施設案内ツアーです。
冷凍・冷蔵・常温の各保管庫に加えて、仕分けスペースやボランティア動線までバッチリ整備。
「なるほど、これなら提供企業さんも安心するわ」と、見学した誰もがうなずいていました。
【写真:建物外での集合写真】
福岡筑前ライオンズクラブの支援実績
ここで改めて、福岡筑前ライオンズクラブの“足跡”を振り返っておきましょう。
• 2017年|荷物仕分け用に ローラーコンベア2基 を寄贈
• 2021年|LCIF交付金で 運搬車両1台 を寄贈
• 2023年|6R設立記念で 業務用冷蔵庫 を共同支援
• 2025年|今回の移転に合わせて 移転費用400万円 を支援
どれも“その時必要なもの”を見極めてきた支援。点が線になり、線が太くなってきています。
おわりに
今回の移転開所は、施設の立派さ以上に「地域の信頼を背負う場所」が生まれた、そんな意味合いを強く感じました。
私たちライオンズクラブも、今後も“現場とともに歩く支援”をモットーに、力を尽くしてまいります。