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アイバンク運動推進協議会第45回全国大会 報告

NPO法人 日本アイバンク運動推進協議会 第45回全国大会(福岡)がANAクラウンプラザホテルにて開催されました。

NPO法人日本アイバンク運動推進協議会は、角膜移植に関する啓発活動や、角膜提供登録に対するサポートを行う組織です。
アイバンク運動を推進するため、1977年に全国各地の有志ライオンズクラブやそのメンバーを会員とする「全国アイバンク運動推進協議会」として結成、1994年には名称を「日本アイバンク運動推進協議会」と変更、2004年3月には、特定非営利法人(NPO法人)の認可を受け、ライオンズクラブやそのメンバー以外の団体や一般市民の会員加入をも促進しています。

アイバンク運動とは、角膜障害の為、失明の不幸に見舞われている人の為に、善意による角膜提供登録者(献眼登録者)を募り、死後(心臓死後)、角膜(眼球)の提供を受け、角膜移植手術によって開眼の機会を与える光と愛の運動です。

しかし、近年はその献眼登録者数も年々減少しているほか、実際の献眼数も年間2,000眼未満に減少、国内で移植された角膜の半分以上が輸入角膜に頼っている由々しき状況にあります。

現在、全国では常時4,000人を超える待機患者、つまり、角膜移植希望者がいると推測されています。
この人たちに一日も早く開眼の機会を与える光と愛の運動・アイバンク運動を一層推進するために多くの皆様が知恵と力を結集することが必要です。

ちなみに、人口が約2倍のアメリカの献眼数は年間9万眼以上、移植件数も4万件以上で、これに比べると、わが国の実情は大幅に立ち遅れています。

常時4,000人を超える待機患者(角膜移植手術希望者)の要望に応えるためには、多くの市民に角膜移植医療への一層の理解と協賛をアピールし、献眼者の増加を図ることが必要です。

NPO日本アイバンク運動推進協議会は、日本全国の有志ライオンズクラブ・会員と市民有志が結集し、このアイバンク運動を推進しています。

NPO法人 日本アイバンク運動推進協議会パンフレットより


1925年の国際大会で行なわれたヘレン・ケラーのスピーチ

以下翻訳

ライオンズおよび淑女の皆さん

 チャンスとは気まぐれな女性のようだという言い伝えを耳にしたことがあるでしょう。彼女はすべてのドアを1度だけノックしますが、ドアがすぐに開かなければ通り過ぎてしまい2度と戻ってはきません。まさにその通りです。魅力的な女性は待ってはくれません。ドアを開けてつかまえなければ通り過ぎてしまうのです。

 私をそのチャンスだと思ってください。私はあなたのドアをノックしています。ぜひ私のノックに応えていただきたいと思っています。ひとつのドアに魅力的なチャンスがいくつも訪れたとき、どうすべきかをこの言い伝えは教えてくれません。あなた方は最も魅力的だと思うものを選ばねばならないでしょう。私を選んでくださることを願います。このチャンスはまだ未開拓で、奉仕の素晴らしい機会を数多く提供できます。

 米国盲人連盟は4年前に創立されたばかりです。この連盟は盲人の必要に迫られて生まれたもので、盲人自身の手で設立されました。対象範囲においても重要性においても全米、そして全世界的な連盟となっており、私たちのテーマについてこれまでに行き着いた最も良識がある最良の考えを具現化しています。その目的は、目の不自由な人の経済的な価値を高め、健常者と変わらない活動をできる喜びを味わえるようにすることで、彼らの生活をもっと有意義なものにすることです。

もしも今日、突然目が見えなくなったらどのように感じるか、想像してみてください。昼間でも夜であるかのようにつまずき、手探りする自分の姿を思い浮かべてみてください。仕事は失い、自立した生活も望めなくなるでしょう。暗闇の世界で、友人があなたの手をとり、「いらっしゃい、こうすれば、目が見えていたときと同じようにできますよ」と言ってくれたらうれしいと思いませんか?米国盲人連盟は、この国の目が不自由な人々にとってそのような存在でありたいと考えています。そしてそれは、連盟が必要とする支援を目の見える方たちが提供してくれてこそ実現できることなのです。

 皆さんはご存知でしょう。私が自分自身を発見し、世界を知り、神に出会うことができたのは、ひとりの人の指が私の手に伝えた小さなひとつの言葉、それを通してひとりの魂から伝えられた一筋の光が、暗闇にいた私の心を動かしたからなのです。私が自分自身や他の人たちのために活動できるのは、私の先生が私のことを知り、私が囚われていた音のない闇を打ち破ってくださったからなのです。私たち盲人はお金よりも思いやりを必要としています。思いやりや関心を持たれずに与えられたものは中身がありません。あなた方に気遣ってもらい、そしてこの国の人々に思いやりを持ってもらえれば、盲人は暗闇に打ち勝つことができるでしょう。

 ライオンズのみなさん、これが私があなた方に持ってきたチャンスです。米国盲人連盟の活動を支援してください。予防可能な失明が根絶され、耳や目の不自由な子どもがすべて教育を受けることができ、男性であれ女性であれすべての盲人が支援される日が早くやってくるよう、手を貸していただけませんか?ライオンズの皆さん、見える目を持ち、聞こえる耳を持ち、力強く勇敢で親切なあなた方にお願いします。ぜひ盲人のために暗闇と闘う騎士になってください。

ありがとうございました。

開会宣言 337-A地区GSTコーディネーター L.武田 靖子

司会 L.長谷 仁美(福岡リバティLC)
来賓・地区役員紹介 337-A地区5R地区社会福祉委員 L.於保 恭輔

来賓祝辞 福岡県知事 服部 誠太郎様(知事代理 田中様)

挨拶NPO法人 日本アイバンク運動推進協議会 理事長 森井 士朗様

挨拶 ライオンズクラブ国際協会337-A地区 地区ガバナー L.矢野 進

講師紹介 337-A地区4R地区社会福祉委員 L.森田 雄介

演題「アイバンク事業の概要について」

講師:公益財団法人福岡県メディカルセンター常務理事 西 秀博様

演題「日本のアイバンク・角膜移植の現状と問題点」=ライオンズクラブとアイバンク推進活動=

講師:NPO法人日本アイバンク運動推進協議会 副理事長 月居 吉彦様

演題「献眼顕彰碑について」

講師:337-A地区 第一副地区ガバナー・337-A地区 LCIFコーディネーター L.松村 誠

総評 337-A地区第二副地区ガバナー L.別府 壽信

ライオンズローア
 337-A複合地区GMTコーディネーター/GMT・GET統括/337複合地区元ガバナー協議会議長/337-A地区元ガバナー L.古川 隆

閉会宣言 337-A地区GSTコーディネーター L.武田 靖子

懇親会

開会の挨拶 337複合地区LCIFコーディネーター337-A地区元ガバナー L.二場 安之

乾杯 NPO法人日本アイバンク運動推進協議会 副理事長 乗田 泰様

337-A地区 6Rのテーブル♪

337-A地区 6Rのテーブル♪

アトラクション 337-A地区1R1Z北九州文字ライオンズクラブ L.日野 雄二

閉会の挨拶 337-A地区社会福祉委員長 L.江口 美香

     
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